春季(前半)のばらの手入れ

2月下旬から4月下旬にかけて、気温が上昇してきます。ばらは、活動も気温とともに活発になっていきます。この時期には、次のような作業をしています。

  • 芽かき
  • 害虫駆除

芽かき
芽が出たところにもう一つ新しい芽がでてきます。芽はやがて枝になります。放っておくと、病気になったり、発育が不十分になるリスクがあります。

  • ぞれぞれの枝に栄養が分散してしまう
  • 枝がこみあって風通しが悪くなる
  • 葉が茂りすぎて、それぞれの葉が十分な日光をうけることができない

品種によっては、芽かきをして、残った枝に栄養を集中させて、立派な枝にして、大きなばらをさかせるように準備します。

害虫駆除
気温があがってくると、害虫も活動するようになります。代表格のアブラムシは、植物の師管液を吸いとるので、枝先までに栄養が行き渡らなくなります。殺虫剤を使って、駆除していきます。